2007-09-19

壊した壁の先に。

この下半期、アントレの組織に地殻変動が起こる。


そして今から7営業日後、僕をとりまく圧倒的な環境の変化が起こる。


異動って意味じゃないですよ。
下半期もアントレで元気に営業します。


でも、圧倒的な環境の変化が起こる。

壊した壁の先にあったものは、事業の一端を担う責任。

そして、未来への意思。


覚悟を決めなければならない。

そしてステージを登らなければならない。


ちっぽけな僕だけれど、

そんな僕へと託されることになった先人達の想いを胸に。


これまでアントレを創り上げてきたすべての人へ、

そして、今まわりで働くすべての人へ。

感謝。

そして未来への決意。


アントレを担う我々自身が「アントレプレナー」でなければならい。

そう言ったのは、かつてアントレでドリームゲートを立ち上げた伝説の男。

松谷卓也氏。


そして僕は決めた。

今日までともに戦ったメンバーとの証として、

戦いきると決めた、残7日間。


これまでの日々の、すべての感謝を力に変えて戦う7日間。

上半期の終了の音は目前だけれど、

僕ははじめて個人の小さな目標を超えて、

事業の数字を追いかけることを決めた。



残日数に対して、あまりにも絶望的な目標。


でも、

絶対になんとかしてみせる。

それぞれが笑顔で次のステージを迎えるために。

絶対になんとかしてみせる。


感謝、そして決意。

壊した壁の先に。

世界が、少しずつ動き始めた。

2007-09-12

突き抜けた瞬間。

1年半が経つ。

2年と決めて、すべてを捨てた。

それまでに築いてきたもの、
それまでに培ってきた魂、
それまでに作り上げたプライド、

ぜんぶを捨てた。



ぜんぶを捨ててでもほしいものがあった。

ぜんぶを捨ててでも壊したい壁があった。



自分の無力さを知って、
人のやさしさとか、世界の大きさとかを知って、
これほど涙が出そうな日々がこれまであっただろうか、
そんな営業シーンにいくつも出会うことができた。



2年と決めて、すべてを捨てた。

1年と少しが経過した今から3ヶ月ちょっと前、
「すべてを捨てた」と思っていた自分に、
まだ捨て切れていないものがあったことに気付いた。

捨てようとして、怖くて目を背けたくなり、
捨てようとして、すがりつきたくなるそれは、

どうしても魂にこびりついていて、

自分とは何か、
夢とは何か、
なんのために働くのか、

自問自答を繰り返した。



答えは初めから明らかだった。
でも怖くて目を背けてしまう僕がいた。



きっかけは先輩とお客さんがくれた。


それと同じ頃に、絶望的な目標が降りてきた。




その瞬間、




なぜだか、

ほんとうになぜだか、

ちっぽけな勇気だったけど、

魂にこびりついたそれを、

捨てる決意ができた。




そして僕は、

改めて、自分の無力さを知り、
改めて、人のやさしさとか、世界の大きさとかを知り、
改めて、これほど涙が出そうな日々がこれまであっただろうか、
そんな営業シーンにいくつも出会った。




苦しくて、死にたくて、逃げ出しそうになる毎日だった。



でも、苦しくて、死にたくて、逃げ出しそうになる毎日を超えて、
営業を始めて初めて、自分を誇る。

絶望を覆した今日。






ついに見つけることができた。






そうか、こういうことだったんだ。


売上ってやつは、

受注ってやつは、

組織ってやつは、

モチベーションってやつは、

リーダーシップってやつは、

目標ってやつは、

戦略ってやつは、

マーケティングってやつは、

顧客満足ってやつは、

コンサルティングってやつは、

成果ってやつは、

企画ってやつは、

提案ってやつは、

人脈ってやつは、

信頼ってやつは、

会社ってやつは、

事業ってやつは、

経営ってやつは、

成長ってやつは、

ビジネスってやつは、





こういうことだったんだ。










前回の投稿にコメントを下さったみなさん、
本当にありがとうございました。

このブログが、こんなにもたくさんの人に見られていたのかと、
そしてこんなにもたくさんの人から言葉をかけてもらえるものなのかと、

嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。

前回記事を投稿してから今までの間に、
数えられない数の素晴らしい友人・後輩のみんなからコメントをもらいました。

大学時代からブログをやっていて、
ひとつの記事に対してこんなにたくさんの電話やメールをもらったことは初めてでした。



ひとつだけ伝えさせて下さい。



よっぽど僕のほうが、みんなから勇気をもらい、感動させてもらっているということを。

本当に、本当にありがとう。

そして、伝えさせてください。

みんなの存在が、どれほど僕を支えてくれているのかを。


本当に、本当に、みんなありがとう。






みんなのおかげで、

ようやく、

この、

目の前の厚い、厚い壁が、

音を立てて、

崩れました。





そろそろ、動き出そうと思います。

本当に、みんな、いつもありがとう。