2007-12-31

Stage of the ground.

一年間が終わりをつげる、最後の日。

紅白歌合戦をBGMに、この一年間を振り返る。

苦しいことも、
嬉しいことも、

いろいろあった365日に想いを馳せるこの瞬間がすごく好きだ。


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2007年のテーマは、「踏み出す」。

会社にも、
クライアントにも、
そして自分自身にも一歩踏み込んだ仕事をしてみせる。
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そう宣言して始まった僕の2007年。

この一年は、

今までで一番シビアで
今までで一番厳しくて
今までで一番苦しくて
今までで一番悔しかった

そんな一年だった。




踏み込んだ仕事をする。


あたりまえのことなのかもしれないけれど、
それには、厳しさや苦しさを伴うもので、
踏み込めば踏み込むほどに環境もシビアになっていく。


プライド
カンバン
甘え


すごいスピードの変化の波にくらいつくために、
捨てなければならないもがもたくさんあった。


なんて自分は小さいんだろうか。


仕事で初めて涙を流したのもこの一年。

やるせない悔しさに押しつぶされそうになったのもこの一年だった。





婚約を解消して、モチベーションの維持が難しかったここ最近。

「なんのために仕事をがんばるのか」

ふとそんな会話になったとき、思わず胸に手を当てて考えてしまった。



これまで、理由なく走り続けることができたモチベーションに、

すごく強い「意思の力」が必要になってきている。


そんな一年でもあった。



環境も、自分の中でも、大きな変化が押し寄せた2007年。


すべてを懸けて提案したクライアントの事業撤退が決まったとき、

どんなに正しくて価値のある仕事にも、どうにもできないことがあることを知った。


絶望的と言われたな目標に手が届いたとき、

商品を提供することでも、価値の高い提案をすることでもない、「売上があがる」ことの本当の意味を知った。


「アントレ東日本G」の最後を笑顔で迎えられたとき、

自分以外の誰かのために戦ったとき、人はこんなにも強くなれることを知った。


いくつものかけがえのない経験が僕に与えてくれたステージで、

一年前に描いていたよりも、少しだけ大きな自分になれたような気がする12月31日。


明日から始める2008年に、そのすべての力をもって臨んでいこうと思う。



社会に出るときに決めた「2年」という自分との約束。

あの時は不可能だと思っていたステージだけれど、今なら戦える。



プライドも、実績も、何もない僕だけれど、

誇りを持って進んでいきたい。



心に力を。この足に決意を。



さあ、2008年が始まるぞ。

2007-12-09

旅立ちの唄。

幸せにしたいと願った人を

幸せにできないことがわかったとき

僕にできることは何なのか。



どんなに頑張っても

どんなにやりきっても

どんなに願っても

かなわないことがあるって分かったとき

僕にできることは何なのか。



僕が物語の主人公なら、ここで奇跡は起こったんだろうか。

改めて、自分の体の小ささを知る。



でも何度振り返ってみても、

他に取るべき選択肢なんてなかった、と思いを正す。



ただ、もう少し、もう少し僕に力があったならば。

それだけが心から悔やまれる。



幸せにしたいと願った人を幸せにできなかったとき、

そして、それ以外にとるべき道がなかったとき、

僕はどうしたらよかったのだろうか。



時はめぐる。

いつか、幸せになったその人に、

心から微笑んで再開することができるように、

新しい明日を歩んで生きたいと思う。



ただ願う。

幸せになれよ、と。







報告があります。

結婚しないことになりました。